「Swallow Nest の立脚点」シリーズでは、我々が活動を展開していくに当たって、重視している視点を大まかに紹介していきます。
「教育」という当たり前
教育。この単語を使わない国際協力団体はもはや存在しないでしょう。途上国のフィールドにおいても、先進国においても、この「教育」というキーワードは当たり前になっています。では、この言葉が当たり前になったからといって、本当に教育が十分に機能しているのでしょうか?
子どもたちを取り巻く環境の多様化
東南アジアでは、近年目まぐるしく教育の質が改善してきています。各国の就学率や識字率は向上し、日本の大学でも東南アジアからの留学生を見かけるのが当たり前になってきました。教育という側面でも。先進国と途上国という枠組みがなくなりつつある中、子どもたちを取り巻く環境は変化しつつあります。情報ネットワークの普及、格差の拡大・助長、気候変動、ジェンダー、そして昨今のパンデミック。そのときどきの新しい環境・問題に左右され、その中に生きるのが子どもたちという存在なのです。
相互理解と自主性
変化の尽きない現代のなかで、新しく問題を解決する・乗り越えていくためには、教育的なアプローチが欠かせません。日本・アジア・世界において、そのときどきの社会や社会における課題に対応する形で、教育が展開されているのでしょうか? Swallow Nestは、日本・アジアのユースの相互理解と自主性を広く教育的手法でアプローチし、諸問題に対して耐性のある関係性を築くプロジェクト・プログラムを展開していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。第3回もぜひお読みください。
Swallow Nest 代表
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