第1回(7/4)ではタイ、第2回(7/11)第3・4回(7/18・7/25)ではミャンマーにおける社会問題と、それに対する解決策についてディスカッションを実施しました。
タイの回では、「『先進国』化する国（タイ）の問題とは？その問題を本質的に解決するために、①行政（各国政府）②民間（企業やNGO）③若い世代 は現在・将来、具体的にどのような行動をとるべきか？」というテーマのもと、講師の方からの講義動画をもとに、ディスカッションを実施しました。初対面だったということもあり、主催者・参加者共に緊張していた部分もありましたが、参加者皆さんそれぞれの知識や経験をフルに活かした素敵な案をたくさん出していただきました。特に、他の先進国の都市と何ら変わりない首都バンコクと、対照的な山岳部・農村部の村の生活の現状を、「知る」機会を作り上げていくことが大事だという意見が多かったです。
ラオスの回では、「中国などの近隣国が大規模に投資を行う今、日本政府や私たちがラオスの伝統文化を守るためにできる活動は何か」というテーマのもと、ディスカッションを実施しました。ほとんどの方には全くと言っていいほど馴染みのない国ですが、2回目と言うこともあり、1回目よりも活発な議論が展開されている印象がありました。「伝統文化」の枠組みが少し曖昧になってしまった場面もありましたが、「観光」の活性化に着目したアイデアが多かったことが印象的でした。第1回のテーマの国となっていたタイや、他の東南アジア諸国と比べるとまだまだ発展途上のこの国では、民間レベルでの小規模の支援でも、現状を大きく変えることができるのではないかといった感想もありました。
３・４回目のミャンマーの回は、ミャンマーの文化を楽しみながら社会問題に触れることのできるようなスタディーツアーを、グループに分かれて企画しました。講師の方からの楽しく、情報量も豊富な動画をもとに、有名どころの観光地から多民族国家であることを感じることができるマイナーな地域の訪問まで、幅広いプランを企画しました。宗教や民族の違いによる対立や都市部と農村部の格差、難民問題など様々な視点からの社会問題を考えられるような訪問・体験企画も考えていただきました。
今後は、第5回(8/1)ではフィリピン、第6回(8/8)ではマレーシア、第7回(8/15)ではベトナムにおける社会問題と、それに対する解決策についてディスカッションを実施する予定です。
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Swallow Nest 広報担当